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基本的には高給といってよい
ただ,「大学教員になれる確率」と天秤に掛けると「ハイリスク,ミドルリターン(?)かな」とは思うけど…
ただし世間のイメージほど…というのが現実
文部科学省が公表している「国立大学法人及び大学共同利用機関法人の役職員の給与等の水準(令和元年度)の取りまとめ」によると…
国立大学教員の平均給与
令和元年度の国立大学教員の平均年間給与は 907.9万円 です。
どうでしょうか。確かに一般的に見れば高年収かもしれませんが,そんなもんかという印象かもしれません。
国立大学の場合は,都市部の方が手当の関係でやや高いですが,大きく差は出ません。
国立大学教員の職階と年収
- 教授(50歳以上)800~1,200万円
- 准教授(40~50歳)700~900万円
- 講師(35~40歳)600~800万円
- 助教(28~35歳)500~700万円
まあ,ざっくりこんな感じででしょうか。
しかし,都市部大手の私立大学だと上記の1.2~1.5倍増しもあり得ます。大学教員の給与は「国立<大手私立」なのです。
地方大学はかなり厳しい
地方底辺私立<中堅私立=国立<大手私立
これが大学教員給与の現実です。
大学教員は,JREC-INというサイトで求人を探します。恐ろしいことに,このサイトの求人はほとんど…
労働基準法違反ではないのか?!と思うのですが,大学教員公募の世界は…
就職が決まってから,初めて給与や年収がわかる
という恐ろしい世界なのです…。
「大学で働く」道は教員だけではありません。大学職員という道も
大学教員への道は「運」の要素が強いです。大学で働くことが目的なら,大学職員も考えてはどうでしょうか?
大学におけるIR(Institutional Research)部門では,大学の経営改善や学生支援,教育の質向上のためにデータを活用しますが,最近は心理統計のできる元院生を積極的に採用したりしています。教員と職員の間ぐらいの役割の人も増えています。
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